健診の検査項目にある「eGFR」とは何かご存じですか?
これは、推算糸球体濾過量の略で、簡単に言えば「あなたの腎機能が今、どのくらいあるのか」を示す値です。
これは、年齢・性別・血清クレアチニン値を用いて計算されます。
この数値が60を下回ると、腎機能は低下していると考えられます。
腎臓の機能は、一度低下すると元に戻ることはないと言われていますので、これ以上低下させないようにできるだけ現状を維持する必要があります。

ご自身の生活習慣を見直してみましょう。
① 食生活
② 運動
③ 睡眠
第一に減塩です!
減塩醤油を使用したり、そばやラーメン等のスープはできるだけ控えましょう。
野菜を多めに摂取することや、良質なタンパク質を摂ることも大切です。腎臓機能により水分量の調整は必要ですが、少量ずつこまめに水分を摂取し、
脱水に気を付けましょう。特に夏場は熱中症にかからないよう要注意です。

ウォークキングなどの有酸素運動がオススメです。
適度な運動を無理のない範囲で習慣化できると良いです。

しっかり休むことはとても大切です。
6~8時間は睡眠時間をとれるようにしたいですね。

腎臓は機能が低下しても、自覚症状として現れにくいといわれています。 気になる場合にはかかりつけ医に相談するなど医療機関を受診しましょう。
