わたしたち医療スタッフは、生涯にわたり皆さまのすこやかな暮らしのサポートに努めます。

CD-Rによる画像情報携帯

 皆様こんにちは! 如何お過ごしでしょうか。真夏の猛暑も一息つき、過ごしやすい日も多くなりましたね。しかし、気候はよくなっても世間はコロナ禍。色々なご苦労があると思います。コロナの症状は色々とありますが、発熱した場合は気軽に医療機関が受診できず苦労したという話もよく聞きます。本当に皆様体調管理に十分ご留意して下さい!

 さて、今回のブログは、放射線科の担当とのことで、最近感じていることをお話しします。皆様、ご自分の健診結果を文章だけではなく画像として見たいと思いませんか? 内視鏡画像、胃バリウム画像、超音波画像、そして胸部レントゲン画像など。健診センターでは、その画像を有料ではありますが、CD-Rに焼き付けてご提供することが出来ます。

 なぜこんな話をするのかと言うと、コロナといえば真っ先に思い浮かぶのが “発熱” と “肺炎” です。発熱した場合は発熱外来や保健所の指導を受けることになりますが、コロナは発熱のない無症状でも肺炎を起こしている場合があります。検診受診時に胸部画像から肺炎を疑う所見があり過去の比較対象画像がない場合は、検診を直ちに中止し隔離の上コロナ疑いとして対処しなければなりません。


そのような事態が発生した場合、皆様にかなりのお手間をおかけしなければなりません。そんな時、過去の “胸部レントゲン写真” ・ “肺がんドックCT画像” などがお手元にあれば、その画像を比較対象として過去の瘢痕像 (炎症などの治癒像) なのか? 今対処しなければならない病気であるのか? が一目瞭然です。これは、日本全国どこの医療機関にお持ちいただいても、過去との比較ができより正確な診断の補助になります。健診画像がとても役立つ情報に変化します。

過去に肺炎や結核などの肺疾患の既往がある方、または今現在治療をしている方など大変有効な情報となります。もちろん内視鏡画像や超音波画像などで肺以外の病変に対しても有効な情報です。

 この機会に是非、ご自身の画像情報を携帯してみませんか? お勧めです。



詳しくは健診センターまでお問い合わせ下さい。

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