
骨密度は骨粗しょう症の代表的な検査です。
骨粗しょう症とは、骨がもろくなって、骨折しやすくなる病気のことです。
当院では、定量的超音波測定法を行っています。
装置に足をのせ、かかとの骨に超音波を当てて測定します。
かかとの両側の風船がふくらみ、そこから超音波が出て、かかとに約10秒間、超音波を当てて検査終了です。
かかとは代謝速度の速い海綿骨【かいめんこつ】の割合が90%以上をしめ、骨量の減少が現れやすい場所です。
超音波を用いる方法は放射線の被ばくがないというメリットがあります。また、妊娠されている方でも検査できます。からだに影響を与えることがほとんどない検査ですので特に注意すべきことはありません。
検査時間は5分ほどで、痛みもまったくありませんし、検査後すぐに、食事や運動しても問題ありません。
食事・運動など生活改善することで、骨粗しょう症の予防にもなりますので、自分自身の骨の健康状態をチェックしてみてはいかがでしょうか。
