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乳がん検診を行いましょう!

乳がんは日本人女性がかかる最多のがんであり9人に1人が発症すると報告されています。乳がんは早期発見、早期治療をすればほとんどが治りますので定期的な乳がん検診を受けることが大切です。

乳がん検診といえばマンモグラフィーが有名ですが、今回は超音波(エコー)検査のお話です。

超音波検査は乳房に超音波をあて、はね返ってくる反射波を画像化して乳房内部を観察します。 

マンモグラフィーと違って痛みを感じることはほとんどなく、放射線被爆もありませんので妊娠中・授乳中でも検査可能です。

またマンモグラフィーで描出が難しい、乳腺が発達している若年の方や乳腺濃度が高い乳房でもしこりを見つけやすいのが特徴です。

またマンモグラフィーで検査不可能なペースメーカーやインプラントが入っている方でも超音波検査は可能です。

ただし乳がんの石灰化の描出は困難な場合がありますので、40歳を過ぎたらマンモグラフィーを受けていただき、併用として超音波検査を追加していただくことをおすすめします。

当院の乳がん検診は超音波、マンモグラフィー共に担当しているのは全て女性技師なのでご安心ください。 検査についてご不明な点がありましたらお尋ね下さい。 また当院は乳腺外来がありますので、検診で再検査になった場合でもスムーズに受診していただき精密検査が可能です。

ぜひ年に一度の乳がん検診を行いましょう!

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